お金2.0-新しい経済のルールで変わる価値観

2017年末に出版された話題の良書『お金2.0 新しい経済のルールと生き方』

まだ読んでない方には是非読んで欲しい一冊であり、私自身、ここ数年で最もインパクトを受けたかもしれません。ホント自分の価値観を180度変えられた衝撃の一冊になりましたね。書かれてある事を咀嚼するのに時間がかかるかもしれません。

そんな本書を読んでみて、もし本書に書かれているような方向へ世の中が進むなら、”今より確実に良い世の中になるだろうし、今より面白そうな世の中になる”のかなと。

といいますか、本書に書かれている方向へ、世の中は確実に進んでるみたいですね。

本書を読んだ私自身の心境として、以前に増して『誰かに良い影響を与えられる(価値を生み出せる)存在になりたい』という思いが強くなったし、『今を生きる人間の一人』として、世の中を良い方向へ一歩でも前に進められたらなぁ〜と…

心からそう思えたし、前向きな気持ちにもさせられました。

そしてある意味でこのブログの存在を全否定されたと言いますか…ブログのタイトル通りにホント自分ってお金に縛られた人生を歩んでたんだなぁ〜と(反省反省)orz

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第1章 – お金の正体とは!? キーワードは自然!?

著者自身、幼少時代からお金に悩まされる事が多く、そんな世の中を変えたくて起業。ビッグデータの解析や活用をする中で、人はなぜお金を払うのか、うまくいっているサービスの共通項を研究、仮説と検証を繰り返し、気付いた点を列挙されていました。

経済システム=生産活動を上手く回す仕組み.

そんな経済システムが持続的、かつ自動的に発展させ回すための大切なこと。

【5つの共通事項と安定性・持続性をもたらす2要素】

  • インセンティブ
  • リアルタイム
  • 不確実性
  • ヒエラルキー
  • コミュニケーション
  • 寿命
  • 共同幻想

『経済』という大枠だけでなく、『組織マネジメント論』やサービスにおける『プラットフォーム論・コミュニティ論』にも通じるものなので、組織作りや起業してみたい方には刺さる内容かも。最近何かと話題のビットコインも、上記要素を上手く取り入れている典型例。

経済が自然に似ているからこそ、資本主義がここまで発展.

これも興味深かったです。多分コレは昔から色んな経済学者さんも言われてた事ですが、ビッグデータでの人間行動を解析、ご自身で試行錯誤を繰り返す中で気付かれた事なので、話を聞いてて妙に説得力があるというか、腑に落ちましたね。

自然に近いルールほど社会に浸透しやすく、かけ離れた仕組みほど悲劇を生む.

我々人間も自然の一部だからでしょうか。『シンプルisベスト』と言われますが、自然は誰がルールを決めた訳でもなく、色んな秩序が自発的に形成されています。何かサービスを作るにしろ、上に挙げた事は考えつつも、作り手がガチガチに決めるのは良くない。

第2章 – テクノロジーがお金・経済をどう変えるか!?

第1章『お金の正体』は過去の歴史を振り返り、ビッグデータを解析し、お金の正体や経済システムの仕組みについて言及した点に対し、第2章『テクノロジーが変えるお金の力』は今現在世の中で起きている事や今後(10年先)の流れを説明してくれてます。

現在でも『シェアリングエコノミー』『評価経済』が話題ですが、テクノロジーの進化に伴って、『自動化』『分散化』の流れが今より活発化。その2つの要素が混ざり合ったもの『自律分散』というコンセプトが既存ビジネスを覆す流れ。

全体を統合する機能を持たず、自律的に行動する各要素の相互作用によって全体が機能する仕組みって、まさに自然。例えばインターネットやビットコインなどが該当。

今現在はクラウドソーシング・人工知能・ブロックチェーンなどを組み合わせ実現させているようですが、企業1社でカバーする事は困難だし、ましてや個人レベルでは無理。だけど今後10年間でコモディティー化され、専門知識なしで自律分散の仕組みを構築できると。

勿論色々な問題を解決する必要はあるんだろうけど、個人的にはワクワクしてしょうがない。自分一人で小さな経済圏作れると、色々出来て面白そうです。そんな世の中になってほしい。

第3章 – 価値主義とは!? お金の価値は下がるの!?

資本主義に毒されているせいか、この章に書かれてある内容も胸に刺さる内容が多い。

資本主義の限界、『お金を増やす』事が目的化、消費経済より資産経済の方が大半のお金の流れを作っている現実。”資本主義の考える価値と、世の中の人が考える価値あるものの間に大きな溝が出来ており、多くの人がそれに違和感を感じている。

日常生活をおくっていると、確かにそんな節を感じる事は多いかもしれません。

では価値とは何でしょうか!?

  • 有用性としての価値(「役に立つか?」の観点)
  • 内面的な価値(愛情・共感・興奮・好意・信頼など)
  • 社会的な価値(社会全体の持続性)

資本主義は『有用性としての価値』のみを価値として認識するのが問題。

より一層テクノロジーの進化で自動化が進み、機械が自動的に富を生み出し(低コストで食料作るとか、超低コストで電気・ガスなどのエネルギーを生み出すとか)、ベーシックインカムなど導入されれば、生活のための労働が減り、相対的にお金の価値も減り、内面的な価値と社会的な価値が求められますよね。

それらの価値が具体的に何か!?を考えた時、一人一人の個性が発揮されるとは思いますが、私の場合は冒頭に書いたとおり、”誰かに良い影響を与えられる(価値を生み出せる)存在になりたい”との思いの元、自分の知ってる知識・体験を損得勘定抜きで後輩に教えるとか…

もっと単純に言えば、家族・親族などの身内を労ったり、自分に関わる人に親切に振舞ったりとか、そーゆー当たり前の事から見直すことになるのかなと。

第4章 – お金から解放される生き方

未だYoutuberをバカにする人は多いですが、これからの将来は彼らの方がマッチしている気がします。私もテレビを見る時間より、Youtuberのゲーム実況者の動画を見る時間の方が長い。

本書を何度か読んでいると、あのフェイスブックで有名なマーク・ザッカーバーグのスピーチが物凄く心に響くっていうか、ミレニアム世代にとっての課題がホント身にしみる気が。

僕らの世代にとっての課題は「誰もが人生の中で目的(意義)を持てる世界を作り出す事」。この社会を前に進めること、それが僕ら世代の課題です。新しい仕事を作るだけでなく、新しい仕事を作るだけじゃなく、新しい「目的」創り出さなきゃいけない。

物質的に満たされた世界、そんな世界では人生の意義や目標を持つことが今より大切で、私自身そーゆーものは自分で見つけ出すしかないとは思いますが、何か小さなキッカケや他人の存在から小さな事に気付き、そーゆーもの(生きる意義や目標)を見つけられる瞬間があると感じます。そーゆーことをお手伝い出来る人は貴重であり、尊い存在ですね。

他人に伝えられるほどの熱量を持って取り組めることを探すこと!!

本書とは全然関係ないけど、こーゆー内容書いてて、今改めて読み返すと、なんか宗教臭いかもw 私自身は無宗教で、むしろ宗教的なものを毛嫌いしていますが、もしかしたら物凄く宗教的なものにハマりやすい人間なのかもしれません。

第5章 – 加速する人類の進化

まさに映画『マトリックス』のようなSFチックな世界観が描かれていますw

そんな世界になったら面白いかしれませんし、そーなるかもしれません。ただそんな世界になるまで自分が生きているのか、答え合わせが出来るまでには、もう少し時間がかかりそう。

『人類の経済圏は大気圏を突入する』とありますが、宇宙ってロマンがありますよね。私も幼少時代は宇宙に関われる職業に就きたいと漠然と思っていましたが、イーロン・マスクや堀江さんが宇宙事業に携わる気持ちが何となく分かる気が・・・(勘違い)

改めて”人間って何なのか!? 何のために生み出されたのか!? 自然って何なのか!? 宇宙って何なのか!?”もし可能ならば、超人と言われたレオナルド・ダ・ヴィンチを現代に呼び戻し、当時は存在しなかったテクノロジー技術を駆使して考えてもらい、彼の話を聞いてみたい。

私自身の理解力が乏しく、本書を誤って解釈したり、文脈がおかしくて何言ってるのかわかんない点も多いかもしれませんが、とにかく色々考えさせられたし、たった1500円で色んな発見があったので、佐藤さんはじめ、幻冬社に感謝。またこのブログの存在意義といういうか、今後投稿していく内容も変わるだろうし、ブログのタイトルも変えたいくらいです。

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