草間彌生展「わが永遠の魂」に行った感想

東京・六本木にある国立美術館で開催されていた草間彌生展「わが永遠の魂」

平日昼間でも長蛇の列が出来る人気ぶりだが、閉店間際であれば多少空いているという情報があったので、土曜日閉店前に行ってみた。しかし土曜なので閉店間際でも人は結構いた。

会場入り口付近には、草間彌生の特徴である水玉模様の作品がある。

目的の展示室へ入る為に、若干並ぶんだけど、美術館内がとにかく暑い。窓ガラスから差し込む西日、加えて大勢の熱気で空気が滞留しており、汗を拭う人もちらほら…

大広間に飾られている草間作品は写真撮影OKの場所なので、皆しきりにスマホ撮影。客層も色々で、六本木という土地柄のせいか、外国人の割合も多く、とにかく賑わっていた。

私自身、芸術的感性に優れている訳でも無ければ、普段美術館で絵を観る習慣もないので、ベタに絵のタイトルと絵を見比べて、一体草間彌生が何を思ってこの絵を描いたのか、そこらへんに注力して観ていた。

・・・が、殆どよく分からんかったねorz

唯一何となく分かったのは、この絵だけだった↓↓↓

確かタイトルは「原爆の跡」だったと思うけど、原爆が落とされた場所には何も残らない意味で白を使い、人の死や悲しみ何かを赤や黒で表現したのかと…とにかく観てるだけで、心がザワザワしてしまう一枚。

水玉模様以外にも、人の目や横顔(複数人)をモチーフにした絵が多い。

鳥貴族風?

全体的に原色系の作品が多い中、ポツンとモノトーン作品があると目立つ。

あとは何やらチンプンカンプンだったが、後で草間彌生の事を調べてみると、統合失調症を病み、幻覚や幻聴から逃れる為に、それら幻覚や幻聴を描き止める絵を描き始めたらしい。

どのくらいの頻度で幻覚や幻聴に苦しんでいたのか不明だけど、毎日こんな幻覚見せられたら、精神的にも参るわな。

ドット・ペインティングは、幻覚や幻聴から身を守るための儀式と紹介されているが、全体的に草間彌生の絵って余白が少ないと感じた(ドットで埋め尽くされている)

メディアのインタビューを受ける時でも、水玉模様をあしらった洋服を身にまとう事が多いらしいが、ドット絵で埋め尽くされ、余白が少ないのは、自身の身を守りたい思いから来るものなんだろうか…

この辺から若干さくらももこ岡本太郎と同じ臭いを感じた。

目が痛くなる…

仮に小学校でこーゆー絵を描くと、家族や友人から絶対心配されるんだろうね。

Nintendo3DSのMiスタジオみたいな顔がいっぱいいる。

確か上と下の絵は前向きなテーマ(夢とか希望)だったと思うけど….

微生物的な物体と並んで、人の顔がポツポツいる絵。

上の絵はテーマが『初恋』とかだったと思うけど、大丈夫?と心配したくなる。

絵以外にも立体的な作品もちらほら。

時間にして45分くらい、帰宅時の電車中では、刺激的な世界だったなぁ~と浸っていたが、後に幼年期からの病魔との闘い、パートナーの死去、色んな苦しい事を乗り越えての作品達、水玉模様に秘められた苦しみなど知ると、見方・感じ方も全然変わっていた。

馬鹿と天才は紙一重と言われるが、一見馬鹿だと言われそうな事でも、何よりもとにかくやり続ける事が大切だなと、ものづくりに携わる人間として改めて思わされた。

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