4つの領域に別れたIoTと個人レベルで出来る事

普段ソフトウェア分野で人がハードの絡むIoTは敷居が高い気もするが、IoT(Internet of Things)って何だろうか。IT用語辞典には下記の通りに紹介されていた。

IoTとは、コンピュータなどの情報・通信機器だけでなく、世の中に存在する様々な物体(モノ)に通信機能を持たせ、インターネットに接続したり相互に通信することにより、自動認識や自動制御、遠隔計測などを行うこと。

要はスマホ以外の身の回りのモノをインターネットに接続することで、日常生活をより豊かで便利することかな。以前にSENSORSのイベントでIoT分野の有識者が登壇され色々話をされていたが以下4つの領域に別れ始めたようだ。

  • connected car(車)
  • connected home(家)
  • connected human(人)
  • connected place(公共の場)

たとえば一点目の”IoTと車”について言えば、どれだけ快適で楽しい空間を演出できるかに目が向けられている。渋滞の時にイライラしないで済む空間作りなど挙げられるが、安全が第一に求められるので慎重にならざるを得ない現実があるとか。私は車に全く興味がないので微妙だが、個人的に一番に気になったのは二点目のIoTと家だ。

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Connected Home(家)-IoTと家について

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スマートロックやスマート電球など多くの家電がネットに繋がっているが、次のフェーズで考えられているのが家電の自動化と相互連携になるとか。一部の家電はスマホで操作出来るが、スマホで操作することもなく自動化される事には大変興味がある。

私自身も冬の乾燥時期には体調管理が甘いせいか、毎年風邪やウイルス性の病気にかかってしまうので、意識せずとも家の温度・湿度を調整してくれれば随分楽だし、風邪予防にもなりそう。冬の乾燥時期には湿度が大切だが、湿度が高い状態が続くとダニやカビが繁殖し、ハウスダストに弱い私には結構悩みの種だったりする。

自動的に空気清浄機や掃除機(ルンバ)が相互連携すれば、お風呂に入る等のちょっとした時間で自動的に部屋が換気され、寒さと乾燥で死んだダニや埃をルンバが吸い取り、風呂から上がるタイミングで暖房と空気清浄機が自動で動けば大変嬉しい。ルンバのセンサー技術は素晴らしいがIoTかは微妙。ルンバの自動化については登壇者の方も触れられていた。

Googleに買収されたNestが凄い企業!?

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3000億円という巨額でGoogleが買収したNestだが、火災報知器やサーモスタットなどセンサー技術を活用した製品を製造されている。Nest Learning Thermostatと呼ばれる製品は、空調設備の温度調整を、住人の行動や嗜好を学習しながら快適な温度を保つようで、昨今のセンサー技術と人工知能の発展には驚かされるばかりだ。

ソフトウェア同様にIoT分野でもアメリカ勢が強く、日本のハードウェア業界は随分と出遅れている。更に技術が発展、量産化によるコストが下がれば、一家に複数台が当たり前の世の中になりそうだが、ハードウェアに知見のない個人のエンジニアでは参入は厳しい。

センサー技術活用で試行錯誤するエンジニアの方もいる

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以下リンクで紹介されているWEB系エンジニアの方々は、仕事の傍らハードウェアを勉強しつつ試行錯誤されている。個人的に一番気になったのはJavaScriptを使った組込みボードで、猫の監視センサーを作成されている方だ。JavaScriptで組込み機器を動かせる事も初めて知ったが、Espruinoというマイコンボードを活用し、猫のトイレに設置することで、猫の出入りに応じてセンサーが反応してスマホに送ってくれるらしい。

WebクリエイターもMakeしようぜ!ぶっちゃけ対談60分

このような事例を見ると、将来ソフトウェア業界に携わるエンジニアもハードウェアを勉強しておいた方がビジネスチャンスが広がりそうだと思える。IoTも良いが、興味のある方はまず電子工作から入るのも良いかも…。

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