以前インターンで働きに来た馬鹿なアニオタ

otaku

ベンチャー企業に転職してしばらくの間、本社で炎上受託案件に携わっていた頃の話。

どうやら私の会社の社長は採用活動にご執心で、それが功を奏してか、2週間に1人のペースで新しい人がやって来た。そんな中で正社員以外に『プログラマになりたいド素人』を連れて来て、住む場所(会社)・作業場所・PC・参考書を無償提供することもやっていた。

当然戦力では無いので給与は支給されないが、住環境・勉強場所は整っているし、多少はフォローもしてくれる。その中で光る人材がいれば採用するスタイル。

お金の発生しないインターンみたいな感じだろうか…

基本このインターン制度は『やる気』重視なので、どんな方にも門戸が開かれているのだが、ごくごくたま~に馬鹿もやってくる。

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遠方から遥々上京してきた一人のアニオタM男

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その中にいた一人のアニオタな若者(M男とする)は、二十歳そこそこで遠方から遥々上京。社長と知り合った経緯は知らないが、最初の挨拶でお菓子を配っていた時に聞いた話では、昔からプログラムに興味があったとか…。

そんなド素人プログラマのM男に最初に渡されたのがHTML5&CSS3の参考書。

当時入社したての私は、炎上案件のリーダーだったこともあり、M男に自分から話し掛けることも皆無。勤務時間中、彼の声を聞くことはほぼ無かったが、離れた席で黙々と学習しているように見えた。

勉強しつつも、なかなか働き先が見つからず・・・

さてHTML&CSSの勉強に勤しむM男。

会社に住んでいたので家賃は掛からないが、食費等の生活費は自分で工面する必要がある。内の会社でM男に振れる仕事が無かったため、他の会社でデバッグのアルバイトを探していると言っていた。

プログラマを目指しているし、今学んでいることが活かせるかもしれない。個人的には良い心掛けだと感じた。

しかしなかなか見つからない。何処の馬の骨とも知れない二十歳そこそこのアニオタに、いきなりシステムのデバッグ業務は任せられないと採用担当者は判断したのだろうか…。

働き先が見つからないので、終いにはネットカフェのアルバイトに募集していた。食い扶持を確保するために仕方がないとは思ったが、驚いたことに内の会社には内緒で、別のIT企業の採用面談も受けていたようだった。

別に正社員でもないし、M男にも自由に働き先を選ぶ権利はあるが、色々な資産を無償提供しているので、一言あっても良かったかも。

次第に勉強する意欲も薄れ、結果的にはその事実(別のIT企業での採用面談)が社長にバレ、後日M男は住む場所さえも失うことになった。どうやら採用面談を受けていた会社も受からず、また0からのスタート。いやマイナスか…。

あれ!?このブログってM男の!?

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M男が会社を去る時、私は担当していた炎上案件が終了していたので、既に本社を離れ、客先へ出ていた。しばらくして社長から上の事実を聞かされた。

ここまでであれば、別にM男は馬鹿でもないし、タダのアニオタなのだが…。

その数日後、客先で何となく自分の会社名でネットサーフィンしていると、なんとM男のブログに行き着いた。当時、内の会社で勉強中であることや、日々の出来事が綴られていた。

バッチリと正式名称で会社名を書いていたので、検索エンジンでhitしてしまったようだ。

しっかりと技術的な内容やまっとうな事を書いていれば良いが、問題はtwitterアカウントが載せられていることだ。twitterのツイート内容を見てみると、10分おきに訳の分からんコメントが残されている。

そんなコメント残す暇があれば勉強せんかい(`ε´)

とツッコミたくなるが、中にはアニメ画像で妄想し、チ●コ・マ●コといった卑猥ワードを連発する始末。ブログだけにすれば良いが、丁寧に馬鹿なtwitterのアカウントまで晒して、コイツも相当な馬鹿だ。

ブログを読み進めてみると、内の会社を去って以降、IT系企業の採用面談を受け続けていたようだが、面談先にブログを見つけられたことが書かれていた。

twitterの内容を見られることだってあるだろうし、こんなお下劣なアニオタ馬鹿なんてどこも雇いたくないだろう。そんな記事を書きつつも、未だtiwtterのアカウントを晒しているのは何故だろうか…。

ネットでの発言、自分の素性を明かす危険性について考えさせられた。

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