職場で出会ったペテン師エンジニアのトンデモ男

世の中って色んな人がいますが、特に大企業なんかの開発現場に参画してみると、人数が多い分、え!?ちょっとキミ・・・と人格を疑いたくなるような人もいるもの(;^_^

先日、自分がPMとして参画していた案件が一区切りつき、次の参画先を会社と相談していると、社長直々に参画して欲しい現場があると言ってきた。珍しいなぁ〜と話を聞いてみると、既に数人がその現場で働いていたが、その中の一人がスキル不足で使えないので、もっと使える人出してくれぇぇ(`(エ)´) とのクレームが入ったとか…

ある種の火消し要員的な立ち位置、会社自体の評価も下がり、向かい風状態の現場らしく、なんだか面倒だなぁ〜と思っていたけど、働き先企業が超有名老舗IT企業で、単価も高かったこともあり了承。それから客先の面談をパスし、無事参画してから数日間、スキル不足と判定されたエンジニア男(今後はペテン師野郎)についての話を聞かされることになった。

スポンサーリンク

とにかく口だけ達者でスキルが全く伴ってない

どうも口だけは達者で、プログラマとして知識は皆無。業界経験は6年らしいけど、スキル的にはそこらの新人にも劣り、仕事に対する責任感も皆無。Linuxのcdすら知らないって…

任された案件も、納期間際になり、全く出来ていないことが発覚したり、自身に落ち度がある事も笑って誤魔化し、謝罪すら無いという・・・もはやエンジニアどうこうではなく、社会人として、人としてちょっと・・・と思えるトンデモ男だった。

自分はペテン師野郎の代替要員なので、直接彼の仕事ぶりを見た訳では無いですが、とにかく皆一様に彼に対する評価は低く、寧ろマイナスでしか無かった。

ただそれ以外の面では良い子で、とにかくムードメーカー。飲み会など率先してお店予約したり、彼がいると現場が明るくなったり…そんな面もあった。現場でも、どーにかペテン師野郎を戦力にすべく、1年間くらい頑張ってくれたらしいんだけど・・・改善されなかったとか。

所謂意識高い系の足元見えてない人

こーゆー口だけ達者な人にありがちかもだけど…

Linuxのcdコマンドは知らないけど、スタートアップ界隈の話やどっから仕入れてきたか分からない起業系の話題には随分アンテナを張っていた。所謂意識高い系って言うんでしょうか。

そーゆー話題が気になるのは一向に構わないけど、まずは自分の足元を見つめ直し、目の前の仕事をきっちりとやりきる所からスタートしないと、お客さんから信頼も得られないし、起業しても誰もついてこないし、ベンチャーキャピタルから投資を受けるなんて夢のまた夢。

こんな漫画みたいな人がいるんだ!?ってホント驚かされました。

そもそもなんで面談パス出来たの!?

一通り話を聞き終わった頃、そもそも何故面談をパス出来たのか!?との疑問が浮かぶ。

どうも面談時はスーツや髪型をキッチリと決め、履歴書も完璧だったらしい。後から自分も履歴書を見せてもらったけど、確かに色んな経験をしているし、出来そうかも!?と思わせるものでした。面談での受け答えもしっかりしており、現場リーダーも上手く騙されたそうです。

まさにペテン師!! 生粋のTHE役者(◣∀◢)ψ

自分自身、当現場では一開発者として参画しているけど、管理側(PM・PL)に回る事もある訳で、要員面談に携わる事も多い。そーゆー意味で、今一度ペテン師野郎の業務履歴書を見てみると、一点だけ気になることを発見。

今まで携わった現場がどれも短期間(3ヶ月間とか)で終了している.

SESの新人時代、テスターとして短期間だけ関わる事もあれば、自分で戦略的に考え、短いスパンで色んな現場を知るって考えもあるけど、一度も長期経験(せめて1年くらい)が無いのはちょっと怪しい…長けりゃ良いって訳ではないですけどね。

やはり面談時には技術的な会話は勿論、具体的にどんな業務に携わっていたのか!?

単純にサブリーダーでした!!みたく抽象的な回答で終わらせず、具体例を聞き、またなぜ短期間の案件が多かったのか等も、失礼にあたらないよう質問しなければ、高確率で事故るなと思わされましたね。

嫌な役回りだけれどリーダーとして会社へ密告

どーゆートリックを使ったのか分からないけれど、達者な口だけで色んな現場を渡り歩き、このIT業界を生き抜いてきたペテン師野郎。ただこれ以上、同じような悲劇を繰り返させないよう、会社に事の顛末を告げることに。

この密告により、会社が彼を見る目は変わり、給与も減るだろうし、現に次の現場では一週間単位でヒアリングが入ってるらしいので、ちょっと気が引けるというか、チクリ魔みたいで嫌な役回りだ。ただ黙ってると彼の為にもならないし、会社の看板を汚すことにも繋がるので仕方なしと割り切る。

そーいえば昔、自分が別の取引先と面談を終え、その帰り際、客先からこんな事を言われた。

○○○(自分)さんって、技術力あんま無い、喋り専門の人では無いですよねwww!?

あれ!?っと思ったけど、ペテン師野郎みたいな個体もごく稀に存在するので、ちょっと人より口が上手かったりすると、営業さんや現場リーダーも勘ぐるのは妥当なのかも。

昨今IT業界は慢性的な人手不足と言われ、以前に比べれば多少スキル不足でも、とりま現場に入れるみたいな雰囲気があるのかもしれない。

Linuxのcdすら知らず、コンパクトディスクの略ですか!?ってボケたり、要件定義時のインプットとアウトプットの意味が全く通じなかったり、こんなペテン系エンジニアは早々いないだろうけど、ホント世の中は広くて、まだまだ自分の知らない世界があるんだなぁ〜と痛感させられた年の瀬でした。

スポンサーリンク
スポンサーリンク