銀行システム部でも開発と運用で雰囲気も違う

銀行システム部のエンジニア数は定かではない。

上司からある時、5000人月との途方もない数字を聞かされたことがあるが、それに応じてチームもかなり細分化されていた。

銀行が提供しているサービスも多岐に渡るが、マイナーなサービスを提供するためにも、当然エンジニアが必要であり、各システムにエンジニアが割り当てられる。

そこではシステムを作る開発部隊と、作られたシステムを運用する保守部隊に分業化されており、業務内容・雰囲気も全然違った。

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開発部は慢性的な残業が当たり前!!行員検閲が厳しい

当時携わっていた担当業務だが、複数システムで管理されている顧客情報を一括管理するために、名前・住所など個人情報が一致していれば夜間バッチで一括名寄せたり、営業店窓口の人が利用する顧客情報管理システム開発だ。

もうこの字面だけで、業務内容がつまらなそうだと感じるだろう。

当たり前だが、新規大規模案件は慢性的な残業が発生する修羅の現場!!

新規案件なので開発検証の半年間、実力不足とタイトなスケジューリングも手伝ってか、死を感じるような激務。毎日終電帰宅は当たり前、頻繁に徹夜して仕事することもあった。

新人だった私は開発経験も少なかったので、かなり苦労した思い出がある。

銀行員のお偉いさん達の無駄に厳しいエビデンス検閲が辛いorz

エンジニアとして働く以上、ITに関する技術力が問われるのは当然だけど…

少しでも書式が誤っていたり、説明内容が曖昧であると判断されれば、容赦ない口撃と罵倒。毎日寝る時間も少なく、ボーッとした頭を何とか働かせ、いかにしてエビデンス結果に納得してもらえるかに注力していた。

お金を扱う業務であるが故かもだが、無駄な手続き・エクセル作業など多く、技術的スキル向上に期待が持てない。行内での開発業務は、技術力よりも対人コミュニケーション能力が求められると深く猛省した半年だった。

ポータルスキルは身につかないし、技術的な上積みは期待出来ない!!

悲しいことに鬱病を発症したり死人が出る事も大変多い

タイトなスケジュールにピリピリする方が多く、雰囲気はお世辞にも良いとは言えない。残念なことに体調を崩しうつ病になったり、自ら命を絶たれる方も多くいらっしゃった。

毎度のことながら、夜遅くまで仕事かと諦めかけていたある日の夕刻、急に有無も言わされず、全社員帰宅するように促された。

追い詰められて、屋上から飛び降りた行員がいたんだよ

後日上司から聞かされた話なんだけど、これが金融システム業界ってこーゆーこともある。

全般的に行員は大きな責任を背負われているので、キツく当たってくる方が多かったが、多少なりとも同情する。私の在籍期間中には行員・関連会社のパートナーの離脱人数は、二桁に登りそうな勢い。

同フロアにマネーロンダリングに関わるチームがいて、自席近くフリースペースでの打ち合わせでは、いつも行員が声を荒立てていたwww

自席に座ってるだけで心が荒んでいく、百害あって一利無しの現場だ!!

定時で帰れるけどつまらない!?運用部は暇かも・・・

何とか役割を果たし開発チームから異動、別システムの保守運用に携わることになった。

保守運用といっても、自身でサーバ管理する訳ではなく、大手ベンダーと銀行員の業務を保守するベンダーコントロールの役回り。開発時と雰囲気も違って毎日が定時帰り。

同じ銀行システム部でもやることが全く違うね。

スケジュール管理・電話対応から、運用マニュアル作成、新人教育、あとは仕事がない年配銀行員に仕事を作るために動いたりなど、定時帰りで楽だが業務内容は大変つまらない。

何だ?このゆとりの現場は!?運用部は人をダメにするのか!?

運用部で待っていたのは圧倒的な詰まらない日々。

常日頃、このように感じていた。誰かがやらんといかんのでしょうけど、このままでは非エンジニアになってしまうと思い、銀行システム部を抜ける決意をする。私の後任には同期エンジニアが着任したが、彼には合っていたようで今も働いているみたい…。

お金は貰えるんだろうけど、若手行員は本当に大変そう

多少の偏見はあるけど、私が出会った金融システム業界に関わる人のイメージ↓↓↓

妙にプライドが高く偏屈で、接するだけで体力的にも精神的にもキツイ.

パートナーレベルでも辛いけど、若手行員はもっと大変そうだった。同チームの行員に同世代が何人かいたが、若手なので給料は低い上、仕事量は多い。尚且つプレッシャーが半端ヤバいので、体調を崩され休職されたり、退職し実家に帰る人も結構いらっしゃった。

銀行が安定してるからって、就活生の人気就職先上位に来る理由が分からない.

仕事に対するストレス耐性が身についたり、銀行で3年間働いたことによる信用が付いたり、良かったこともあるが、どちらかといえば辛いことばかり。まあ行員さんは厳しい方ばかりだが毎日夜遅くまで働き、仕事の出来る方ばかりだったので参考になったかも…

地味に頻繁に行われえる体育会ノリの飲み会が辛い.

体育会系なので若手エンジニアは何かといじられる。

しかも1回の飲み会で、4000円〜6000円飛ぶのは涙が出てくる。

歓送迎会等で多い時は月6回も開催され、貧乏な若手エンジニアには辛すぎる現場。

WEB系企業から銀行の現場なんかに参画すれば、世界の違いに発狂してノイローゼになる。

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