アート&ホテルのコラボで外国人旅行客を取り込みインバウンドの波に乗る

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巷ではインバウンド・バク買が叫ばれているが、訪日外国人観光客向けに日々新たな商品・サービスが開発されている。中でもホテルに代表される宿泊施設は、次々に新しいサービスが生み出されているが、政府が掲げる予想訪日数を大幅に上回り、深刻なホテル不足になるかもとの噂もあるようだ。

ワールドビジネスサテライトでは、訪日外国人の取り込みを狙ったホテル事業がアーティストとコラボし、新たなホテルサービスを提供していると放送していた。場所は高円寺駅周辺の新たに開業予定のホテルだ。

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若手アーティストを育てるホテル事業

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泊まれるアートをコンセプトに作品の中に泊まれるが売りと話すアーティスト。ホテルの部屋にはびっしりと狼の群れがペイントされていた。正直私自身、こんな狼だらけの部屋では落ち着かないが、アニメ文化にはまる秋葉原に行く外国人や、日本の漢字に魅了されタトゥーを入れる外国人もいるくらいだ。外国人には受けるかもしれない。

また部屋一面の狼は微妙・・・と感じる人は多いかも知れないが、アーティストとのコラボ次第では色々な作品が期待出来る。心落ち着く日本風景や日本アニメ文化を全面に押し出した部屋など、可能性があるのも確かだろう。ちなみにこの部屋は元々不動産会社の事務所として利用されていたそうだ。

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若手アーティストの手によって改装され、以前までの部屋とは全く違う印象を受ける。

宿泊料金高いけど、アーティストを育む事業になる!?

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宿泊施設の場所によって値段は異なるが、この部屋の1室1泊は16000円〜20000円。割高な気がするがこの宿泊代金の15%〜20%が絵を描いたアーティストに支払われるようだ。昔から日本社会は諸外国に比べ、芸術に関する理解が少ないと言われるが、日本文化に興味を持った芸術に理解のある外人であれば、この料金設定であっても宿泊してくるかもしれない。

泊まる人の意識もアートに対して投資する意識になると狼の群れを描いたアーティストの言葉。高額で予約が取れないことで有名なディスニーランド系列のホテルに泊まる感覚と同じだろうか。ただしこういうコラボで事業が盛り上がるのは良いだろうし、もっとアーティストの食い扶持が広がればとも感じた。

ちなみにアートとホテルの相性は良いようで、既にニューヨークやロンドンには似たようなサービスがあるらしい。割と廃れた建物を街の若手アーティストが中心になって上手く活用しているようで、日本でも空き家や廃墟にまで広がれば、新たなビジネスになるかもしれない。高円寺の場合はホテルに留まらず、街中全体にアートを広げていく構想があるようだ。

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