30代で思い通りの人生に変える69の方法【感想】

苫米地英人さんと言えば、認知科学者・計算機科学者など多くの肩書きをお持ちですが、ご自身の研究の成果を元に、コーチング系に関する数多くの本を出版されていますね。

苫米地さんの著書を読まれた事がある方なら分かると思いますが、まず何より大切な事は『現状の外側にゴールを設定すること』です(現状の延長ではダメ)

そんな苫米地さんご自身は『この世の中から戦争と差別を無くすこと』という素晴らしいゴールを設定されていますが、この本を読めば、何故そのゴールを設定するに至ったのか、またどのようにゴールを設定すれば良いのか、幾つかのヒントになる事が書かれています。

本書で紹介されている69の方法、人によって幾つか既に実践しているかもしれませんし、自分には・・・と思う方法もあるかもしれませんが、69の中で特に響いた方法を一部抜粋。

30代で出会えて良かったかも(;^_^

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知識が無ければ物事の本質も見えず、認識も出来ない

仕事の知識や技術を学ぶのは勿論、それ以上に世の中に対する関心の幅を広げるためには、とにかく多くの本を読むしかない。そして沢山の『知識のゲシュタルト』を作る必要があると。

私たちが獲得するのは、最初は断片的な一つ一つの知識。その断片的な知識が蓄積されると、そのうちに知識同士がひとまとまりになって繋がり、一つの認識となります。知識のゲシュタルトとは、私たちの認識を形成する、体系的にまとまった知識。

この知識のゲシュタルトを増やすと、何か嬉しいことがあるんでしょうか!?

問題解決能力、考察力、適応力が高まり、問題の最適な解決方法を即座に組み立てられる.

30代の方が過去を振り返ってみれば、結構思い当たる節があるのではないでしょうか。

そーいえば疑問なのが苫米地さんは、どーやって自分のゴールを設定したのか!?

著者ご自身、三菱地所で財務業務に携わり、留学先では認知科学、計算言語学を学ばれ、人工知能研究に関わって以降、釈迦の思想、インド起源の密教に触れ、沢山のゲシュタルトを作られました。その結果、視野が広がり、見えなかったものが見え、ご自身の人生のゴールを『差別と戦争のない世界をつくること』と定められたようです。

そしてもう一つ大切なこと。

人間は、まず知識があって、それから認識が生まれる.

分かりやすい例として『差別』を挙げられていました。

そもそも差別の知識が全くない人は、自分の目の前で差別行為が行われていても、道徳的に「ひどいことするなぁ〜」とは感じるでしょうけど、差別だとは認識できません。どういう意図で、このような状況を生み出しているのか、そんなとこまで思いが至りませんね。

「自分が見ていない世界をみること」から新しい生き方が見えてくる.

苫米地さんも、興味の赴くままに知識を獲得することにより、自分が本当に何をしたいのか!? 自分が目指すべき人生のゴールを明確にされているので、ゴール設定に悩んでいる人、やりたい事や夢がない人は、まず多読することが大切なんでしょう。

知識のゲシュタルトはテーマを絞って一気に多読

とにかく自分が読みたいと思う以外の本を片っ端から多読すること。

若い人の中にはよく「体系的な知識を得たい」と考える人がおり、そのための手段として専門学校やプログラムされた教育を受けようとします。しかし知識のゲシュタルトとは、出来合いのそれを丸ごと頭に詰め込めるようなものではありません。だいいち、体系的な知識というのは、獲得した知識を自分で体系化するものであり、人からもらうことができる代物ではないのです。

では具体的にどーすれば良いのか!?

一番の方法は ”期間を設けて、自分の血肉にしたい分野の本を集中して読み漁る事” だと。

関連する本をすべて読み、勿論疑問に思った事は調べ、仮説を立て、検証し、それが成立するために必要なミッシングリンクを埋める作業を繰り返していく。するとどうなるか!?

知識のゲシュタルト、つまりテーマ全体を俯瞰する認識が生まれる.

期間を設け、1テーマ10〜50冊を一気に読み上げれば、知識量は比例する。

モチベーションを保つは奴隷の発想!? 現状からの脱却

普段の仕事でも”モチベーション云々”の話はしがちですが、”モチベーションを保ちたい”との思いは、どうも奴隷の思想が流れているそうですw

その理由は「今の自分の立場を守ろうする気持ちの表れ」であり、何かの拍子にそれが崩れると、今まで得てきた社会的ポジションや収入を失うから、それが怖い…

モチベーションというのは原因ではなく結果。モチベーションが高いから仕事が上手く運ぶのではなく、やりたい仕事をやっているからモチベーションが上がります.

本書でも「want to culture」に言及されており、仕事をやらされている人とそうでない人の利益率の差は700倍。こーんな事言うと、やりたい仕事がないとか言われそうですね(;^_^

そーゆー意味でも多読により、知識のゲシュタルトを増やし、視野を広げることに集約されるのかもしれません。そしてコレが大切↓

無用の心配はやめて、現状のコンフォートゾーンから踏み出すことが大事.

職業以外のゴールを設定し、自分の付加価値を高める

どうも資本主義社会の中で生きていますと、自分や他人の価値をお金で測ってしまいがちですが、そんな呪縛から解放されるため、1〜2カ月間で職業以外のゴールを最低2つ考えることを推奨されています。

一番考えやすいのは『マーケットがない趣味』の分野。

本の中では友人のギフチョウ収集や、お父様のZゲージの話を例に挙げられています。たいがいの趣味には、お金と時間がかかりますが、その割に金銭的な価値を生み出しません。

それがお金のからの解放に繋がります。

人間の価値は、その人の頭の中にあります。物理空間にはなく、情報空間にしかないのです。したがって、その人がどれだけ高い価値を持っているかは、頭を割って中身を取り出して見ても、決して量ることができません.

自分にとっての価値の一番大事な部分は、お金に換算できる部分ではなく、お金に一切関係ない情報空間に存在していること。

「好き」で構築するから自分の世界があり、「好き」でやるからこそ付加価値が増し、だからこそ人間の価値が生まれていく.

ちなみに人生で成功するためには、最低でも3つのゴールが必要だと。

一つ目は金銭の価値に変えられるもの、二つ目は金銭の価値に変えられないもの(趣味とか)、そして三つ目が社会性のあるもの、例えばコミュニティーや社会に対する活動。

これらはきっと人に教えられるものではなく、自分で考え、自分で見つけ出すもの。そのための一つの手段が・・・やはり多読することですかね。

付加価値ビジネスが今後のビジネスの主流

この本は2012年に出版されていますが、2018年に大ヒットしている「お金2.0」の内容と被る部分が多いかも。そーいえばホリエモンさんも、同じような事を昔から言われていましたね。

これからの経済発展は、個人の価値に根差したイノベーションにかかっていると考えられるのは、個人の実体験(凝ったスピーカーの趣味)から来てるものらしいです。

上述の3つのゴールの内の2つ目(金銭に換算出来ないもの)が大切な時代!!

起業を成功させるコツは、読者のみなさんが頭の中にある価値を、形にすることです。もはやパナソニックだ、ソニーだという時代は過去のものです。

多くの方が大企業オワコンと言われてますが、現状に満足せず(コンフォートゾーンから一歩踏み出す)、自分のハッピーを追い求めるのに、30代という年齢は一番適しているのかも。

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