2016年エンジニアとしてのキャリア振り返り


半年のニート期間を経て、再度社会人として適応出来るか不安に感じていた年初だったが、無事転職しマトモな生活に戻れたことには一安心。ネット記事では開発現場を2~3年外れて他業務に携わると、二度と開発の現場には戻れないと書かれていたが、半年程度であれば普通に戻れるようだ。とまあ転職したは良いが、相変わらず今後のキャリアと生存戦略は考える必要があるのでエンジニアとしての2016年を振り返ってみた。

主に携わった案件は2つだが、どちらの案件もPM/PLと管理側の立場に回ることが多く、幸いにも1件目は無事に終了することが出来た。現在は2つ目の案件でPL業務に携わっているが、マネージメント業務経験が詰めているのは今後のプラスになりそうだ。

敢えて業務で一つ不満を挙げるとすれば、扱う技術がどれも古く廃れたものばかりだった。古い技術を否定はしないが、今時Java+Struts2案件とかあるだろうか。2つ目の案件では非常にマイナーなBaserCMSを使った開発でCakePHP知識が必要だが、記事公開時のバージョンが2でかなりお粗末。セキュリティ大丈夫だろうか。

スポンサーリンク

エンジニアとして自分の進むべき道とは?

今年初めて自分が先頭に立ち采配を振るう立場になって分かったことは、改めて自分は技術やプログラミング自体にほぼ興味がないことだ。若い頃は馬鹿だったので、技術力さえ高まれば必ず会社給与が上がると思い込んでいたし、会社からは技術を学べ学べとある意味で洗脳されていた。本当はそこまで技術自体が好きではないにも関わらず、敢えて好きだと思い込んで色んな技術に触ろうとした結果、殆どが身につかず時間の浪費に終わる。

高い技術力が大事なことを否定するつもりは毛頭ないが、結局は心の中で自分の生活や将来を不安に思い、お金の悩みから技術習得に奔走してたのかも。そのため自分は今後技術1本で行くのではなく、サービス企画や案件推進、マネージメント業務などに舵を切るのが得策だと実感出来た一年でもあった。

今年初めて触れた幾つかのIT技術

とは言え技術知識0の管理only人間になるのも相当リスク高いので、経験の無かったgitや仮想環境には触れてみた。今更新しいバージョン管理ツールの使い方など覚えたくないとgitアレルギーを患っていたが、初歩的なこと(追加/コミット/プッシュ/プル等)だけは経験。

そして仮想環境に触れた経験は大きいと感じる。いわゆるvagrantとかVirtulBoxとかが該当するが非常に使い勝手が良い。ローカルPCに何でもかんでも入れてしまうと後始末が面倒だが、作っては壊してをいとも簡単に出来るのがオイシイ。

開発言語的には相変わらずJava/PHPなので目新しくないが、CakePHPでの開発現場に携わる機会があった。第一印象はとにかく使い辛かった。積極的に覚える気には慣れないのが正直な本音。BaserCMSは基礎すら学ぶ気にもなれない。

その他に関してはAIやIoTの関係上、Pythonの話をよく耳にするがとりあえず自分は保留で良いだろうと結論。業務レベルでの話では、来年はいい加減学ぶのを逃げていた自動試験周りやjenkinsあたりを触ってみようかと考えている。

今年一変したエンジニアとしての働き方について

今年かなりフリーダムな少人数のベンチャー企業へ転職した。良くも悪くも会社制度や考え方は柔軟なので日々変化しているが、1件目の受託案件でPMをやっている時の話だ。自社に仕事を持ち帰っての自社作業だったので、ご飯食べる時間も自由、疲れたら散歩に行くのも自由、服装も短パンだろうとジャージだろうと自由だ。

4ヶ月携わったが最後の1ヶ月は案件も落ち着き、丸1ヶ月自宅作業でほぼ何も作業をしていない。多少は個人的に勉強していたが、ほとんどyoutubeを見ていた。決められた納期に納品すれば何も文句は言われないのだが、本当にフリーダムな勤務体系だった。

給与制度も他の会社とは一線を画している。一般的な企業では目標管理を達成しているか、業務での貢献度によって給与や賞与が変動する。そのやり方では管理側の上司によってもバラツキあるし、一概に評価出来ず、どうしても不透明な部分が出てくるが、内の会社では一切そんな面倒な作業はない。

SES契約の場合、純粋に各個人が客先と契約している単価をベースに給与が計算されるため、本当の意味で成果主義でフリーランスに近いかもしれない。良くも悪くも非常に透明性があるので、自分には大変合っているのだが、新人には厳しい制度だし、合わない人は一定数いるようだった。世の中には色々な会社があるので、現状に満足していない人は自ら企業へ話を聞きに行くなど、足を動かしてみるのが大事だと認識させられた。

ずっと頭を悩ませているポートフォリオ問題

ずっと今の会社にいるかは分からないし、いつ会社を辞めても大丈夫なように準備は必須。あくまで縁故採用や人からの紹介経由で入るのを除外した場合、面接受けるなら当人の技術力なり、知識経験を証明できる何かを用意しておきたい。

技術力証明手段として分かり易いものにgitが挙げられるが、プライベートにがっつりコードを書く人間ではないのでgitでのアピールは向いていない。何か自分でサービスを作るにして良い案もなければ、お金目的ならばブログやアフィリエイトサイトの方が良いとの結論に達したので作る予定もない。

とまあ、あれこれ頭の中だけで考えるだけでは論外なので、とりあえず今年Qiitaでアカウントを作って幾つか記事を投稿してみた。まだまだ記事数も貢献度も低いのでアカウントを育てる必要はあるが、面接時にアピールできる技術的な成果物はQiitaくらいだろうか。ブログは見せられないが、自分でサーバー借りて構築して、CMSでデザインとか独自にやりながらの経験を話せば、多少はアピールになるのかな。

デザイナーとかは除いて、みんな転職の際には履歴書以外に何でアピールしてるんだろ?やっぱり自分でアプリ作ってリリースするとか?まあ一番必要なことは、しっかりと実践の業務開発経験を積んで、面接の場でその内容を明確に伝えることになるんだろうけど。上に書かれたことが苦手だと感じる人は、縁故等で紹介してもらい入社できるよう人脈作るなどやっておいた方が良いかもしれない。

個人レベルの副業に技術・経験・知識を活かす工夫

エンジニアとして理想像がない自分にとって、働く理由の大きなウェイトを占めるのが、副業へ活かせる知識経験を学べるという点だ。今年から始めたブログ/アフィリエイトサイトでのマネタイズにおいて、サーバー構築やhtml/cssでのデザイン周りは大いに活かせている。

来年を更に飛躍の年にするために、業務でもインフラ周り(サーバー運用/レスポンス高速化など)やイケてるデザインへの知見を深めたい。ブログ以外で出来そうなことはJava開発経験を活かしたAndroid開発だが、良い案もないので作ったは良いけど時間浪費になりそうだ。

そう考えると現状通りに学んだ技術を活かしたブログ/アフィリエイトサイト作りに力を注ぎ、じわじわ確実に収益額を伸ばすのが懸命な判断。他にはプライベートでガチでコピーライティングやSEOを学ぶこと。マネージメント業務に携わっていればドキュメント作成業務に携わる時間も多くなるが、ライティングスキルは業務にも役立つ可能性が高い。

忘年会時期に見え隠れする30代エンジニアの将来と不安

30前後になると新卒入社時の会社を退職し、同期エンジニアもちりじりになるが、忘年会時期には皆一様に雁首を揃える。メンバーも結婚して子供を授かり、一家の大黒柱として責任ある立場にいる者や、エンジニアとして日々努力する者、何となく生きてる奴など色々いる。

先日の忘年会で2年振りに会った同期の一人から、出産を期に来年には関東近郊の地元へ帰る話を聞かされた。新卒入社以来の安い月給で二人の子供を養うのは大変だし、次の就職先では年収も上がる上、地元であれば親のサポートも受けられるので一安心だろう。

着実に前に進む人がいる一方、技術力も無い上に居眠りが絶えず、会社からも同期からの評価も軒並み低い、一人のダメダメ同期男がいる。久々に会っても相変わらずのご様子で、業務でもプライベートでも技術的な努力をする素振りも無ければ、それに変わる何か別の努力をしている訳でもない。結婚しているが新卒以来給与も上がらず、残業代が無ければ手取り20万にも満たない話を聞かされた時には驚かされたが、彼は変わらずに生きていくんだろう。

同期以外の後輩エンジニアにも数人会ったが、皆立場はそれぞれでもエンジニアとしてのキャリア以前に、将来への不安(特にお金)が絶えない。会社給与を第一に考え技術力向上を掲げるのは良いが、やはり会社に依存せず小額でも自分でお金を作るのが将来への不安を低減させる手段だと私は感じる。自分が学んだ技術・知識・経験を活かして、どうすればお金に変えられるかは永遠のテーマだ。

スポンサーリンク